Conclusion
ドル円相場は1973年の変動相場制移行以来、約50年間で大きく変動してきました。最新の月平均レートは156.79円。過去最も円高だったのは2011年の79.78円、最も円安だったのは1975年の296.79円です。
本記事では、日本銀行が公開する為替統計データ(FM08)を使って、1973年から2026年までのドル円為替レートの推移を分析します。月平均レートの年次推移、主要な転換点、そして為替変動が私たちの生活に与える影響を解説します。
ドル円年次推移チャート
10年ごとの為替水準
変動相場制移行後のドル円レートを10年ごとに見ると、1970年代の約200〜300円台から、1990年代〜2010年代の100円前後まで、長期的な円高トレンドが確認できます。
| 年 | ドル円年平均 |
|---|---|
| 1980 | 226.69円 |
| 1990 | 144.81円 |
| 2000 | 107.74円 |
| 2010 | 87.77円 |
| 2020 | 106.78円 |
| 2026 | 156.79円 |
直近10年の推移
| 年 | ドル円年平均 |
|---|---|
| 2016 | 108.84円 |
| 2017 | 112.16円 |
| 2018 | 110.40円 |
| 2019 | 109.01円 |
| 2020 | 106.78円 |
| 2021 | 109.78円 |
| 2022 | 131.37円 |
| 2023 | 140.51円 |
| 2024 | 151.50円 |
| 2025 | 149.65円 |
| 2026 | 156.79円 |
為替変動の背景
為替レートは日米の金利差、経常収支、物価水準差、地政学リスクなど複数の要因で変動します。特に2022年以降の急激な円安は、米国の利上げと日本の金融緩和継続による金利差拡大が主な要因です。
為替変動は輸出企業の業績、輸入物価、海外旅行コスト、外貨建て資産の評価額など、私たちの生活に幅広く影響を与えます。外貨建て投資を行う際は、為替リスクを考慮した分散投資が重要です。
まとめ
ドル円相場は50年間で360円(固定相場時代)から80円まで円高が進み、その後は157円前後まで円安方向に揺り戻しています。為替は経済の体温計であり、日米金利差や物価動向を注視しながら、為替リスクを考慮した資産運用を心がけましょう。
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Source: 日本銀行 時系列統計データ(FM08:外国為替市況)
Last updated: 2026年3月時点
データは日本銀行が公表する統計データに基づいています。