Conclusion

日本の金利は1990年代以降、世界的にも異例の超低金利時代が続いています。最新の無担保コールO/N金利は0.728%、貸出約定平均金利(新規)は1.404%です。2024年3月にマイナス金利が解除され、金利正常化の動きが始まっています。

本記事では、日本銀行の金利統計データを使って、基準割引率・コールレート・貸出金利の推移を分析します。バブル期の高金利からゼロ金利・マイナス金利を経て、金利正常化に向かう日本経済の変遷をデータで辿ります。

基準割引率の推移

基準割引率(公定歩合)の推移(1970〜2026年) -0.8%1.9%4.6%7.2%9.9% 6.2%1.0% 1970197519801985199019952000200520102015202020252026 年%

金利比較テーブル

直近15年間の主要金利を一覧で比較します。

基準割引率コールO/N貸出金利(新規)
20110.300%0.078%1.127%
20120.300%0.083%1.086%
20130.300%0.075%1.006%
20140.300%0.068%0.933%
20150.300%0.073%0.869%
20160.300%-0.026%0.740%
20170.300%-0.048%0.711%
20180.300%-0.060%0.689%
20190.300%-0.052%0.662%
20200.300%-0.035%0.645%
20210.300%-0.024%0.600%
20220.300%-0.031%0.621%
20230.300%-0.033%0.676%
20240.383%0.120%0.817%
20250.771%0.469%1.206%
20261.000%0.728%

金利推移の主な転換点

1991年のバブル崩壊後、日銀は段階的に利下げを実施。1999年にゼロ金利政策、2001年に量的緩和、2013年に異次元緩和、2016年にマイナス金利と、約30年にわたって前例のない金融緩和を続けてきました。

2024年3月にマイナス金利が解除され、同年7月には追加利上げが行われました。今後は物価動向と賃金上昇の持続性を見ながら、段階的な金利正常化が進む見通しです。

金利と資産運用

金利上昇は預金者にとってはプラスですが、住宅ローン金利の上昇や債券価格の下落といった影響もあります。金利環境の変化に合わせて、預金・債券・株式のバランスを見直すことが重要です。

まとめ

日本の金利は1990年代からの超低金利時代を経て、2026年現在は正常化の途上にあります。金利動向は住宅ローン・預金・投資すべてに影響するため、日銀の金融政策決定会合の内容を注視しつつ、金利変動に強いポートフォリオを構築しましょう。

データを活かした資産運用を始めるなら

経済データの分析力を投資に活かしましょう。主要ネット証券なら手数料無料で始められます。

口座開設数No.1
SBI証券
国内株手数料無料・IPO取扱数No.1・投信積立でポイント還元
SBI証券で口座開設
NISA口座数No.1
楽天証券
楽天ポイント投資・日経テレコン無料・楽天銀行連携で金利UP
楽天証券で口座開設
米国株取扱No.1
マネックス証券
米国株取扱数No.1・銘柄スカウター無料・dポイント対応
マネックス証券で口座開設

Source: 日本銀行 時系列統計データ(IR01, IR04, FM02)

Last updated: 2026年3月時点

データは日本銀行が公表する統計データに基づいています。